建築設備検査員

定期的に建築設備(換気設備、排煙設備、非常用の照明装置、給水設備及び排水設備)の安全確保のための検査を行い、その結果を特定行政庁へ報告するのが建築設備検査員です。
国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する「登録建築設備検査員講習」を受講し、修了考査に合格することで資格を取得できます。

【講習】資格概要

難易度

★☆☆☆☆

受講資格

1. 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学において、正規の建築学、機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、建築設備に関して2年以上の実務の経験を有する者
2. 学校教育法による3年短期大学等において、正規の建築学、機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した後、建築設備に関して3年以上の実務の経験を有する者
3. (2)に該当する者を除き、短期大学又は学校教育法による高等専門学校において、正規の建築学、機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、建築設備に関して4年以上の実務の経験を有する者
4. 学校教育法による高等学校又は中等教育学校(修業年限6年)において、正規の建築学、機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、建築設備に関して7年以上の実務の経験を有する者
5. 建築設備に関して11年以上の実務の経験を有する者
6. 建築行政(建築設備に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者(特定行政庁職員)
7. 前各号と同等以上の知識及び経験を有する者(外国の大学等)
8. 一級建築士又は二級建築士の資格を有する者
9. 建築士法施行規則(昭和25年建設省令第38号)第17条の18に規定する建築設備士の資格を有する者(全科目の受講を希望する場合)

受講料

全課程の受講 52,800円〔テキスト代を含む〕
建築設備士で科目免除 33,000円〔テキスト代を含む〕
修了考査のみ(前年不合格者の一部) 11,000円〔テキスト代を含まず〕
建築士で受講(聴講) 52,800円〔テキスト代を含む〕
※テキスト代は、8,800円(消費税込み)

申請受付

2022年7月11日(月)10:00~(予定)

受講期間(視聴期間)

◆WEB講習 2022年11月18日(金)~12月8日(木)
◆会場講習 12月13日(火)~12月16日(金)
修了考査 2022年12月16日(金)
※東京会場・大阪会場ともに同じ日程で行われます。

受講内容

◆1日目
① 建築設備定期検査制度総論(1時間)
② 建築設備に関する建築基準法令と消防法令(3.5時間)
③ 建築学概論(2時間)
◆2日目
④ 換気・空気調和設備(4.5時間)
⑤ 排煙設備(2時間)
◆3日目
⑥ 電気設備(2.5時間)
⑦ 給排水衛生設備(2.5時間)
⑧ 建築設備の耐震規制・設計指針(1.5時間)
◆4日目
⑨ 建築設備定期検査業務基準(2.5時間)
⑩ 建築設備に関する維持保全(1.5時間)
⑪ 修了考査(2時間

主催元

一般財団法人日本建築設備・昇降機センター

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